算定基礎届けをe-Govで電子申請してみた。マイナンバーカードが使えた

日記
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算定基礎届の電子申請に挑戦

毎年7月になると、社会保険の算定基礎届を年金事務所へ提出する必要があります。期限は7月10日まで。事業所に所属する各人が対象で、4月から6月の月額報酬から新年度の報酬月額を決定するためです。報酬に変更があってもなくても提出する必要があります。年金事務所からは紙の印字用紙が送られてくるので、それに記入して提出することも可能です。今後は零細も電子申請の義務化(既に資本金1億以上の法人は2020年から義務化)になりそうです。そんなこともあり、今回から電子申請に挑戦することにしました。

GビズIDか、e-Govか

算定基礎届の電子申請は2種類の方法があります。
①GビズID、②e-Gov

①GビズIDで始めようかと思ったのですがハードルが高くやめました。
GビズIDをやめた理由
1、発行から3か月以内の法人印鑑証明書が必須。・・・✖有料
2、申請書に代表者印を押印して郵送で申請。審査に2週間程度かかる・・・✖時間がかかる
印鑑証明書は手元にないので、有料かつ、すぐ手に入りません。しかも申請が郵送で審査に2週間かかるとは驚きです。たぶん、取得する人はいないと思います!

次の②e-Govでやることにしました。https://shinsei.e-gov.go.jp
取得に必要なものは、メールアドレスだけです。超カンタン。
電子申請時には、マイナンバーカード(電子証明書付き)が別途必要になります。
e-Govアプリはパソコンにインストールして利用します。

e-Govでの電子申請の手順

1、e-Govにログインする
2、「基本情報管理」の設定を行う。「申請者情報管理」と「連絡先情報管理」の2つです。
3、「手続検索」で算定基礎届を検索、「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届(単記用)(2019年5月以降手続き)」を選択して作成する。
 ※多人数の場合は、「届書作成プログラム」でcsvファイルを作成する方法もあります(私は利用していないため言及しません)
4、必要事項を入力して、提出先を選択。
5、パソコンにICリーダーを接続し、マイナンバーカードを挿入セット。署名対象指定して設定。
6、ICカードのPINコードを入力してください。と表示されたら、マイナンバーカードの「署名用電子証明書暗証番号」を入力。
7、送信が受付られたら完了。ログアウトして、数日待ちます。

e-Govでの電子申請の結果確認の手順

1、e-Govにログインする
2、マイページで、「公文書」を選択、開いて確認する。問題がなければ「健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬決定通知書」の内容を確認して、一連の手続きは完了となります。

e-Govで電子申請したときの必要なものまとめ

私がe-Govで算定基礎届を電子申請したときの必要なものです。ご利用の環境により異なります。
・e-Govアカウント(電子メールアドレスとスマホがあれば取得可能)
  スマートフォンは、2要素認証のアプリ(SmartKeyなど)で使います。
・Windowsパソコン
・代表者のマイナンバーカード
マイナンバーカード対応のICカードリーダー

e-Govを使ってみての感想

使い始めのハードルが低いことがよかったです。電子署名時のPINコードを入力してくださいと出た時は意味がわからず、焦りました(笑)
結果のレスポンスも速かったです。3日に電子申請し、5日には結果が届きました!
便利なので今後も利用したいと思います。

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